鯛のアラで煮付けを作るとき、「これで合ってるのかな?」と少し気になりながら、
わざわざ調べるほどでもないし、食べられないわけでもない。
だから毎回、なんとなく同じやり方で作っている、という方は意外に多い。
ですが、鯛のアラ煮で感じる「少しの臭み」「わずかな苦味」「後味の違和感」をなくすのは簡単。
ここでは気にしなくていいことと、気づいておいたほうがいいことを整理します。
料理が得意でなくても鯛のアラ煮が美味しくできる基本も解説します。
鯛のアラ煮、これで合ってる?
なんとなく作っている人が気にしなくていいこと・気にしたいこと
鯛のアラ煮で「なんとなく不安」になる理由
鯛のアラで煮付けを作るとき、
手順は合っているはずなのに、どこか自信が持てない…そんな感覚になったことはありませんか。
アラ料理は、切り身と違って状態が毎回少しずつ違います。
骨の形、血の残り具合、脂の量。
レシピ通りに作っても、同じ味にならないのは自然なことです。
それでも、「ちょっと臭いかも?」「これ、下処理失敗した?」
と感じてしまうのは、比べる正解が見えにくい料理だからかもしれません。
実は、気にしなくていいこと
鯛のアラには、どうしても血合いが残りやすい部分があります。
完全に取り切れなくても、少量であれば食べられない原因にはなりません。
煮付けにするときは、血合いよりも
- 生臭さが強いか
- ぬめりが残っているか
のほうが重要です。
見た目だけで「失敗」と決めつけなくても大丈夫です。
下処理を完璧にしなくても成立する理由
「下処理は丁寧に」とよく言われますが、家庭料理では完璧でなくても成立するラインがあります。
多少の処理不足があっても、火を通し、味を含ませることで、十分おいしくなることも多いです。
毎回、手間をかけられなくても問題ありません。
ただし、野菜と違ってお魚や肉は下処理した方がすっきりした味になります。
多少の苦味は鯛のアラの特徴でもある
アラ煮を食べて「少し苦い?」
と感じることがあります。
これは、骨や皮の近くにある成分によるもので、必ずしも失敗とは限りません。
苦味が強すぎなければ、「アラらしさ」として受け止めてもいい部分です。
臭みにつながりやすい部分
一方で、気にしたほうがいいのは、内臓に近かった部分の汚れや、強いぬめりが残っている場合です。
ここは、煮ても臭みが出やすくなります。
臭いが心配で、何度も洗ったり、長く水にさらしたりすると、今度は旨みまで流れてしまうことがあります。
下処理は手を抜かず手早くがコツ、時間をかけ過ぎたり「触り過ぎ」はNGです。
煮る前に一度だけ見直したい工程
- 表面の汚れが取れているか
- 強い臭いがしないか
この2点だけ確認できていれば、細かい部分は気にしすぎなくても大丈夫です。
難しく考えなくていい下処理の考え方
鯛のアラは、よく「湯通しが必要」と言われますが、これは必須ではありません。
湯通しをすると、
- 表面の汚れが落ちやすい
- 臭みが出にくくなる
というメリットがあります。
ただし、
- 新鮮なアラ
- 臭いが気にならない状態
であれば、流水で軽く洗うだけでも煮付けは成立します。
「必ずやらなければいけない作業」ではなく、状況に応じて選ぶものと考えると、気持ちが楽になります。
いつもの煮付けで失敗しにくくする小さなコツ
調味料を変えるより、失敗を減らしやすいのは次の点です。
- 煮立たせすぎない
- 長時間煮込みすぎない
- 臭いが気になったら、生姜や酒を足す
特別な材料は必要ありません。
「煮すぎない」だけでも、仕上がりは変わります。
まとめ|鯛のアラ煮のおいしくできる基本
鯛のアラ煮は、毎回完璧を目指さなくても大丈夫ですが、簡単なので美味しく出来る基本もお伝えしますね。
次に作るとき、少しだけ思い出してもらえて、いままでよりもおいしいアラ煮ができたらうれしいです。
鯛のアラの霜降り(湯通し)手順
- アラ全体に塩を振り、10〜15分置く
- 出てきた水分を軽く拭く
- 沸騰した熱湯を全体にサッとかける(10秒ほど)
- 表面が白くなったら、すぐ冷水に取る
- ぬめり・血合い・ウロコをやさしく洗い流す
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭く
ポイントは、
- 熱湯は短時間(火を通しすぎない)
- 骨まわりの血合いは丁寧に落とす
以上は、臭みを取って、煮崩れと雑味を防ぐための下処理です。

