カレーは家庭料理の定番ですが、「特別に胃が弱いわけではないのに、なぜか重く感じる」
そんな印象を持ったことはありませんか。
市販のカレールウで作るカレーは、食べた直後に不調を感じなくても、仕上がりとして“少し重たい”と感じやすい料理です。
それは体質というより、材料や作り方による特徴が影響している場合があります。
私自身も、以前は特に違和感なくカレーを食べていました。
ところが、とろみの種類や油の量・質を見直したことで、家庭で作るカレーの印象が大きく変わったと感じています。
この記事では、市販カレールウが重く感じやすい理由と、
”家庭で無理なくできる「軽い仕上げ方」”を、料理の視点からわかりやすくまとめました。
市販のカレールウが重く感じやすい理由
市販カレールウのカレーライスは、手軽にコクが出る反面、仕上がりが重く感じやすいです。
ルウには油脂が含まれており、具材を炒める工程で植物油を足すと、知らないうちに油脂の量が増えます。
つまり、出来上がりのカレーに含まれる油脂は、
- ルウの油脂
- 具材を炒める時の植物油
- 具材である肉の脂
が入っています。
また、小麦由来のとろみは粘度が高く、仕上がりを重く感じさせやすいです。
作り方や材料を少し変えると、「カレーは、こんなに軽かったの?」と仕上がりの違いに気づくことも。
家庭では、表示どおりに作らなくてもいいし、実は調整しやすいのも家庭カレーの利点です。
家庭でカレーを作ると重くなりやすいポイント
家庭でカレーを作ると、重くなりやすいポイントがあります。
- どんなルウを選ぶか?
- 具材を炒めるときにどの油をどのくらい使うか?
ルウの種類によって、油分やとろみの出方は異なります。
とろみは小麦粉よりも米粉が軽いです。
ルウに含まれる油脂と具材をフライパンで炒める植物油で重なり、仕上がりが濃くなります。
また、劣化した油脂よりも新鮮な質の良い植物油少量で作る方が軽くできます。
市販カレールウの”とろみ”は、小麦由来で、粘度が高く、重く感じやすい特徴があります。
とろみの種類を変えると、同じ材料でも仕上がりの印象が変わります。
私自身はルウをつかわないでカレーパウダーで作る時も、小麦のとろみを米粉に変えたことで、家庭で作るカレーが軽く感くなりました。
カレーライスをカレーパウダーで作る時は、とろみは、葛切りや片栗粉でもできます。
油を抜かずにカレーを軽く仕上げる考え方
カレーを軽く仕上げたいからといって、油を完全に抜く必要はありません。
わたしは温めた鉄のフライパンに、太白胡麻油1滴で玉ねぎと根菜を弱火でじっくり炒めています。
油1滴で炒めることが出来るとは思っていませんでしたので驚きました。
一滴が難しい場合は、小さじ1杯でもいいでしょう。
肉に含まれる脂もそのまま使います。
少量の油は、風味や満足感に必要です。大切なのは、入れすぎないことです。
具材を炒める植物油と、ルウに含まれる油脂を意識するだけで、仕上がりは軽く変わります。
ルウの箱や袋の裏に書かれている成分をチェックすると見当がつきます。
市販カレールウを軽くする工夫
・ルウを控えめにし、カレー風味が足りない分はカレーパウダーで調整する
ルウとパウダーを併用すると、油脂やとろみを抑えられます。
さらに軽くしたい場合は、ルウを使わずカレーパウダーだけで作る方法もあります。
・油の量を意識する
具材を炒める油は、一般的に一皿分で大さじ1杯ほどとされますが、小さじ1杯未満や、ほんの少量でも仕上げることは可能です。
私の場合ですが、米粉カレールウで、こだわった植物油使用のものを選んで、半分の量にし、足りないい風味はカレーパウダーで補い、黄色味はターメリックを足します。
ガーリックやジンジャー、果物を足したりして好みに整えます。
カレーの感じ方は人それぞれですが、市販カレールウの特徴を知っておくことで、家庭でも仕上がりを調整できます。
余談ですが、カレーの材料をスープ多めに煮込みカレーパウダーを入れ、とろみ(水溶き片栗粉や葛切り粉)を足すだけでもカレーライスはできます。
体に軽いカレーライスのまとめ
食べて胃に軽いと感じるカレーは原因はいろいろありますが、
- 油を使わないか最小限にする
- とろみは小麦粉以外にする
- 添加物を使っていない原料だけにする
これが原因から解決する方法です。
油を使わない方法は、材料は煮込むだけ、または一滴の油で弱火で炒めること。
カレーパウダーで作るカレーライスの場合は、米粉をとろみに使うのが手軽でおいしい。
市販でも無添加素材だけを使い、米粉でとろみをつけ、劣化していない油使用のルウはありますが、油を減らしてはいません。
おいしくて手軽につくるには、こだわりの米粉ルウを半分使い、あとはカレーパウダーと米粉のとろみを補う方法もあります。

